親の介護が必要になり自宅でお世話をすることになった時、もし自分がパートの仕事をしていた場合は、仕事をどうしよう…？と悩みが出てきますよね。
パートをやめると収入が減ることになりますし、好きな仕事であれば出来れば続けたい人も多いと思います。
今回は元パート勤務の主婦で親の介護を始めた私の経験から、「こうすればパートをやめなくてもやっていけるんじゃないかな」という方法やアイデアなどをご紹介させていただきます！
それぞれご家庭によって生活スタイルに違いはあると思いますが、選択肢の一つとして参考にしてみてくださいね。
デイサービスを利用する
介護が必要な親はおそらく介護保険などを利用することで日帰りデイサービスを利用できることも多いですね。
週に何日、一回あたり何時間ぐらい利用するのかはケアマネージャーさんと話し合って、各家庭にあったスケジュールを作ってもらうことになると思います。
デイサービスは自宅まで送迎もしてくれますので、平日の午前中から夕方までお願いすれば状況によってはパートを続けることもできそうですね！お風呂やヘアカットなどもお願いできる施設もありますので、自宅から送迎してもらえる範囲で、親の介護状態なども考えながらいろいろ見学してみてはいかがでしょうか。
訪問介護を利用する
デイサービスは他の人と一緒に施設で過ごしますが、親がどうしても出かけるのは嫌だと言う場合もありますね。そんな時は訪問介護サービスを利用してはいかがでしょうか？
こちらもケアマネさんと一緒に利用計画を立てていきます。
自宅にヘルパーさんがお手伝いに来てくますて1日数時間からお願いできますので、パートの勤務時間が長い時などは利用すると安心ですね。お昼ご飯を食べさせてもらったり、身の回りのお世話を手伝ってもらったりすることができますよ。
介護用の見守りカメラを使う
他人が自宅に入ることに抵抗があり、親が数時間であれば一人でも過ごせそうな時は、介護用の見守りカメラを使うのも良いですね！
私は使ったことが無いのですが、遠隔で仕事中にカメラを操作して室内の親の様子を確認できるような介護商品が色々販売されています。
お金は少し必要ですが、これがあれば数時間のパートならできるかもしれませんね。
行政の見守りサービスなどを利用する
街によっては行政が昼間一人きりになるお年寄りの見守りサービスを行っているところがあります。
親が認知症などではなく、短時間のパートであればこのような見守りサービスで対処できる場合も多いです。
LINEやzoomなどのサービスを使って様子を確認する
また自分も親もスマホであればLINEの動画やzoomを繋ぎっぱなしにしておくのも1つの方法です。
例えば部屋全体を見渡せる場所にスマホを置いておき、仕事の合間に「困ったことない？」などと声をかけてあげると親も安心ですね。
仕事の休憩時間などに自宅に様子を見に帰る
もしパート先が自宅からすぐ近くの場所にあるなら仕事の休憩時間などに許可をもらって様子を見に帰るという方法もあります。
これなら自分で親の様子を直接確認できますね。休み時間が減ってしまいますが、負担がないならお金もかからない一番手軽な対処法になります
親の介護でパートをやめるかは焦らずにゆっくり考えましょう！
親の介護が始まるからといってもパートをやめると収入も減って不安も出てきますよね。
親の介護状態によって対処方法は変わると思いますが、お互いにどうすれば不安やわらぐか話し合って焦らずにゆっくり決めるのが良いのではないかなと思います。
ぜひそれぞれのご家庭に合った対処法を見つけてみてくださいね。
