義父が少しの間入院することになり、入院に必要なもの一緒にまとめていたところこんな話をしました。
高齢でそれなりに物忘れはあるものの、「ボケたね~」って言えるほどでもない義父。自分でも自慢に思っているので、ボケが進行するのをすごく嫌がっていました。
実家と病室では環境がまったく違うので、入院中にボケが進行しないとも言い切れません。
そこで入院前に、入院中に気を付けているとボケ防止にいい対処法と入院中に使えそうなボケ防止グッズを準備しました。
今回は、入院中のボケ防止対策とボケ防止グッズをご紹介します。
立体パズルを選びました。数個持ち歩いて、患者さんや看護師さんと話をしてボケずに退院するぞ!と意気込んでいましたよ。
入院中のボケを防止するためのプチ知識
ボケと認知症は似ていますが、別物なんです。
ボケ | 認知症 | |
日常生活 | 支障なし | 支障あり |
物忘れ | 体験した事の一部を忘れる | 体験したこと自体忘れる |
原因 | 脳の生理的な老化 | 脳の神経細胞の変性や脱落 |
自覚 | あり | なし |
では、入院中にボケの進行を予防するにはどのような対処法があるのでしょうか?
入院中のボケ防止の対処法
ボケ防止の対処法は日々の生活で取り入れることができます。その対処法を入院中に置き換えてご紹介していきます。
1. 運動→散歩やベッドの上でもできるストレッチ
起きあげれる場合は少し散歩をする・階段を利用するなどが良いですね。
中にはベッドから起き上がれないという方もいますよね。ベッドの中でもできるストレッチあります!
運動はすること・続けることが大切ですよ。
2. 食事と睡眠
食事は病院で栄養士さんが考えたメニューで問題ありません。
しかし買い食いやお見舞いで持って行ったお菓子を食べすぎて、ご飯が食べれなくなるという事には気をつけましょう。
睡眠も昼寝をして夜更かしなどをしないように注意を!
3. 知的活動
知的活動ボケ防止グッズなどで行うのが良いですね。下記でご紹介しているので参考にしてください。
もしテレビがあるのならクイズ番組を見て一緒に考えるとかもありですね。
4. 他の患者さんと話してみる
常に誰かがお見舞いに来てくれている状況というのは、なかなか難しいものがありますよね。
しかし他の患者さんなら1日同じ病院内にいるわけですから、話せる機会は多いはずです。
他の患者さんと仲良くなることができたら、入院生活も楽しくなるかもしれません。
こういった感じに入院中でもボケ予防を行うことは可能です。
始めやすいものから始めてみましょう!
入院中におすすめのボケ防止グッズ4選
上記の「入院中のボケ防止法 3・知的活動」で活躍するグッズをご紹介しますね♪
入院中にボケ防止グッズ①塗り絵
(2024/10/10 18:08:26時点 Amazon調べ-詳細)
塗り絵というと子どもの知育グッズとイメージする方もいると思いますが、実はボケ防止に最適なのです。
色の配合を自分で考えたり、完成形を想像することにより自律神経を整え、感情や思考のコントロールがしやすくなるそうです。
なにより誰にでも手軽に始められるというのが良いですよね!また徐々に塗り絵の難易度も上げていくとより達成感も感じられるようになりますね。
入院中のボケ防止グッズ②間違い探し
(2024/10/10 18:08:27時点 Amazon調べ-詳細)
間違い探しは「注意力」と「空間認識能力」を使うため、脳トレに最適だそうです。
空間認識とは、私たちが物体の形や方向・大きさなどを把握するための重要な機能のことです。
間違い探しなら小さいお子さんがお見舞いに来てくれた時など、一緒に楽しめますしね! 楽しめてボケ防止もできるなんて一石二鳥ですね。
入院中のボケ防止グッズ③指編みもの
編み物と言っても、指編み物がボケ防止におすすめなんです!
普通の棒針で編み物をするより、指で編んだ方が手先を動かしながら作業をするため脳に良い刺激を与えるみたいです。
また、作品が出来上がると嬉しいですしね。
最近は指編み物の書籍もたくさん出ているため、初心者用のものからチャレンジしてみると案外ハマるかもしれません。
入院中のボケ防止グッズ④数独・クロスワードパズル
数独とクロスワードパズルがボケ防止に良いのは有名ですね!
もはやボケ予防グッズの定番ともいうのでしょうか?
数独とクロスワードパズルは記憶力・注意力・判断力を使うためボケ防止にすごく良いのです。
また、完成した時の達成感も感じられますね。
入院中のボケ防止グッズと予防策まとめ
入院中にできるボケ防止法やグッズをご紹介しました。
ボケ(老化による物忘れ)と認知症は似ているようで、結構違いましたよね。ボケと認知症の違いを知っておくことで、取れる対策も変わってきます。
入院中のボケ防止の対処法は、日常生活から行うと入院中も習慣になるので、日頃から声掛けできるといいですね。
ボケを全くなくすことは難しいですが、遅らせる・緩和させることはできます。入院中にボケが進行しないように、対策とボケ防止グッズを利用して、退院した時、今までのように日常生活を送ってもらえるように、したいですね。